日本だとドイツカップって呼び方のほうが有名か。
ちなみに自分も正式な名称を最近知った。
この試合、シャルケはきちんとブロックを作ってバイエルンの攻撃に対応。
ブンデスでドルトムントがやっていたバイエルンの両ウィング、リベリと
ロッベンがボールを持ったら2人で対応し2対1を作って抑えるという
お決まりと言っていい守備で、上手くバイエルンにボールを持たせても
攻撃させない守備をしておりました。
内田篤人も対面のリベリを抑えるために奮闘。
この守備が効き前半のバイエルンは本当に攻めあぐねていた。
シャルケのブロックは低めに作っているため、シャルケの方は完全に
攻撃はカウンターとセットプレーと割り切っていた。
形としては南アフリカのワールドカップの時の日本代表と同じ。
ただ、圧倒的に違うのはそこからのカウンターの速さ。
基本3人ぐらいで攻めてフィニシュまでもって行くのだが速い。
時たま、あまりにも上手く行きすぎて、人数をかけてカウンターに
行こうとした時に、ボールを中途半端な位置で取られて
カウンタブルカウンターを喰らってあわやという場面もあったが
失点には至らず。
とはいえカウンターからの戻りも驚異的に速かった。
シャルケの得点は前半15分、カウンターから取ったコーナーキックから先制。
コーナーキックからヘッド折り返したところにラウール・ゴンサレスが
ヘッドで押し込んだ。
先制されたバイエルンは後半になってギアを上げてくる。
シャルケの守備にある程度なれてきたバイエルンが反撃。
正直、いつバイエルンに得点が入ってもおかしくは無いほど、
後半は一方的に攻められたが、何とかリードを守りきって勝利し、
シャルケはDFBポカールの決勝に進出した。
得点にしても守備にしても、ほぼシャルケのプラン通りだったと言える。
たしか、次を勝つと内田はドイツで初タイトルだったような気がする。
しかし、バイエルンの攻撃って詰んどるね。
リベリとロッベンのサイド攻撃は驚異なんだけど、そこさえ死に物狂いで
抑えきれれば、なんとかなるみたいな所がある。
それ以上の先が見えない。もう少し中央が使えればいいんだろうけど。
そこで、宇佐美貴史が云々とはならんか・・・。
まあ、この感じだとバイエルンは今シーズン限りで監督交代しても驚かんね。
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